こんにちは!「旅する保険プロ」です。
マイホームを購入したり、賃貸のアパートを借りたりするとき、避けては通れないのが「火災保険」の加入ですよね。
ネットで検索すると、
「火災保険をできるだけ安くする方法」
「いらない補償を削って節約しよう」
といった情報がたくさん出てきます。毎月の出費を少しでも抑えたいと思うのは、誰だって同じです。
しかし、30年間保険の現場でお客様をサポートしてきた私から、どうしてもお伝えしたいことがあります。
それは、「ただ安さだけで火災保険を選ぶと、いざというときに家族を守れなくなるリスクがある」ということです。
今回は、難しい専門用語をいっさい使わずに、あなたのご家庭に本当に必要な火災保険の選び方を分かりやすく解説します!
■ なぜ「火災保険の安さ」だけで選ぶと危ないの?
火災保険は、どれも同じ中身ではありません。
「保険料が安い」ということは、それだけ「トラブルが起きたときに、保険金がもらえない範囲が広い(補償が削られている)」ということでもあります。
確かに、必要のない補償を外して安くすることは大切です。しかし、削りすぎてしまった結果、万が一のときに何百万円もの修理代をすべて自分で払うことになっては、何のために保険料を払ってきたのか分からなくなってしまいます。
火災保険は「ただ安くするもの」ではなく、「万が一のときに、自分たちの貯金だけではどうしても直せない大きな損害から、家族と生活を守るもの」として考えるのが正しい選び方です。
■ あなたの家に「本当に必要な補償」を見極める2つのポイント
どれが必要で、どれがいらないのかを見極めるのは、実はとてもシンプルです。次の2つのポイントだけをチェックしてみてください。
1. 「ハザードマップ」で周りの危険度を確認する
特に迷いやすいのが、大雨や洪水に備える「水災(すいさい)補償」です。これをつけると保険料は上がります。
そこで、お住まいの市区町村が配っている「ハザードマップ(災害予測地図)」を見てみましょう。
* 近くに川があり、大雨で浸水する危険があるエリアなら、水災補償は絶対に必要です。
* 逆に、マンションの高層階に住んでいる場合などは、水災で部屋が水浸しになる可能性は極めて低いため、外しても大丈夫なケースが多いです。
2. 「数万円の傷」と「家が壊れる大損害」を分けて考える
「子どもが部屋の壁を傷つけてしまった」「うっかり窓ガラスを割ってしまった」という数万円の修理代なら、少し痛い出費ですが、貯金を崩せば何とか直せますよね。
しかし、「台風で屋根がすべて吹き飛んだ」「隣の家からのもらい火で自宅が燃えてしまった」という数千万円レベルの大損害は、貯金だけで直すのはとても困難です。
保険は、こうした「自分たちの力だけではどうにもならない大ピンチ」を助けてもらうために入るものです。小さなトラブルの補償はほどほどにして、「本当に人生が傾いてしまうような大損害」への備えをしっかり残しておくのが、プロがおすすめする賢い組み方です。
■ 火災保険は「5年ごと」の家族の健康診断
現在の火災保険は、最長で「5年」ごとに契約を更新するルールになっています。
5年も経てば、周りに新しい建物ができて環境が変わったり、子どもの成長に合わせて暮らし方が変わったりします。
だからこそ、5年に一度の更新のタイミングは、「今の自分たちの暮らしに、この保険は本当に合っているかな?」と見直す、絶好のチャンスです。
誰かに言われた通りのプランにそのまま入るのではない。、「我が家には何が必要か」を納得して選ぶこと。それこそが、大切なわが家と家族の日常を守る一番の近道です。
もし「自分の保険の特約、これで大丈夫かな?」と不安になったら、いつでもブログのコメント欄で気軽に聞いてくださいね!

コメント